About RUSSIAN Camera

 FED-2
 Juppter8 50mm F2
 ORION15 28mm F6

 僕は以前からロシア(旧ソ連)のメカニズムやデザインに興味を持っている。なにか我々の全く知らない方法・アーキテクチャーを元に作り上げられているような幻想を抱かせてくれそうだからだ。本当のところはそんなにすごいものがあった訳ではないが、子供の頃宇宙ものにあこがれた身にとってアメリカに対抗して様々な開発を進めていたソ連のメカというのは幻想をかき立てるのに十分なものだった。

 どうせなら本当にソ連が崩壊したときに、こちらと全く違う画期的な製品や規格(特にOSとかね)が大量にあってそれが市場に流れてくればもっとおもしろかったのだが少なくとも民生品ではそんな話は聞いたことがない。

 前振りが長くなったがそんな訳で、僕がアンティクカメラに興味を持ったときに最初に買ったのはロシアのカメラだった。確かにライカなどのデザインは気に入っていたがなにせ高いし、カメラは実用品と思っていた当時、普通の一眼レフより機能の少ないカメラに大金を出す気にはならなかったからだ。その点、ロシア製のカメラだったら普通の一眼レフを買う金額でボディから一通りの交換レンズまでそろってしまう。今思えばそれが泥沼への一歩だったのだが、そんなことは露にも思わずボディやレンズを揃え始めたのだった。

 以下にいくつかのレンズとその作例です。


RYCCAR MP2 20mm

 Lマウントの20mm広角レンズ
 非レトロフォーカスレンズなので
 ディストネーションがない写り。
 最近のロシアレンズブームでよく
 取り上げられるだけあって写りや
 評判はいいが、当たり外れもある
 らしい。
 ちなみに僕のは半分当たりらしく
 それはそれで表現になっているの
 だがF11以上絞り込まないと周辺が
 流れてしまう。
 ロシアレンズとしては高価なレンズ
 で大抵の店では5万円くらいの値が
 ついているようだ。

LEICA M6,RYCCAR 20mm F5.6,
AGFA APX 400,F14 1/60


Jupiter9 85mm

 コンタックスのSonnar 85mm F2の
 コピーレンズ。コピーとはいうも
 のの初期型は接収したツアィスの
 工場で生産されたクローンらしい。
 こうしたソ連のおかげでツアィス
 のレンズがライカで使えるのは皮
 肉な話でもある。
 ピントのずれたはずれも結構ある
 らしいが、幸い手元にあるのは当
 たりで写りも気に入っている。
 暗闇で解放ででも撮らない限り
 古さは感じない。

LEICA M6,Jupiter9 85mm F2,
ILFORD FP4 Plus,F8 1/125


Jupiter8 50mm

 コンタックスのSonnar 50mm F2の
 コピーレンズ。これも本来コンタ
 ックス用のレンズだがLマウント
 のものも作られている。
 さすがに最新のレンズと比べると
 夜間解放時などはフレアが目立つ
 がレンズの性能と言うよりは内部
 が黒くコーティングされてないた
 めだと思われる。そのうち植毛処
 理をして描写を試してみたい。


ORION15 28mm F6

 これもツァイスの前後対象型広角
 レンズであるトポゴンのコピーと
 も言われている。
 ちなみに写りについては最大解放
 値がF6と暗いのを除けば、非常に
 いい写りだ。ただしこのレンズも
 当たり外れが多いらしいので購入
 する際には注意が必要だ。

FED2,ORION15 28mm F6,
ILFORD XP2,F8 1/100


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