Nikon COOL PIX800,
Auto

最初は何を撮っても面白い "職場のキッチン"

広角のデジカメが欲しい

 もともと仕事として建築をやっていた関係で被写体が巨大だったり狭いインテリアをよく撮るためか、僕はどうも広角レンズが好きらしい。これまで買ったレンズも広角は21,24,28,35mmとほぼ一刻みつつあるのに対し望遠レンズは90mm1本しか持っていない状況である。
そんな立場から言わせてもらうと、最近のデジカメは種類はたくさんあるものの欲しいと思うようなものはほとんどない。そもそも小型で軽量な分、ホールドが難しいデジカメで35mmカメラ換算で300mmにもあたる望遠レンズ(しかもズーム)が付いておきながら広角側はレンズ付きフィルムと同じ35mmまでしかないものが大半なのが理解できない。300mmの望遠側などよっぽど腕がいいか三脚でも使わない限り手ぶれ写真を量産するだけではないかと思ってしまう。
 あとやたら倍率の高いズームレンズが付いているのも最近の流行だが、これも結構困りものだ。倍率の高いズームレンズの場合、建築物を撮ったときに画面の端の方の水平線や垂直線がゆがんで写ってしまうものもあるからだ。これが普通のカメラなら必要な時はほかのレンズやカメラを使えばいいだけのことなのだが、問題はデジカメがまだ黎明期だからなのかこれだけたくさんの機種が出ているようでもレンズの種類などはほとんどが同じようなスペックのものが付いていることである。
 35mmフィルムを使うコンパクトカメラではリコーのGRシリーズのように、わざわざLeicaマウントで別売されるほどすばらしい28mmや21mmレンズの付いたカメラが市販されているのだから、そろそろデジカメでも単焦点でいいから広角レンズの付いたものが出てきてもいいと思うのだが、どこか出してくれないだろうか。

 そんな訳で僕が使っているのは多くのアダプターが付くことで選んだNICONのCOOLPIX800である。これはワイドアダプターで24mm相当の広角レンズになるばかりでなく、だれが使うかわからないが魚眼レンズアダプターまで出ているからである。しかもこの魚眼レンズアダプター、普通の一眼レフ用の交換レンズだったら目の玉の飛び出るような値段なのが、デジカメ用に小さく作れる利点からか(それでもレンズ自体はキノコ型の巨大なものだ)普通の交換レンズくらいの金額で手に入れることが出来るのだ。それもフィルムを使う一眼レフ用の魚眼レンズに多くありがちな対角線魚眼レンズではなく、180度以上の範囲を円形に移し込む全周魚眼レンズである。
これで撮ったカットをどこかで見たことがあると思っていたが、子供の頃見た映画「2001年宇宙の旅」の中に出てくるHAL2000から見た映像がまさに全集魚眼レンズから見た世界だったことを思い出した。
その影響だろうか、僕の中では今でも魚眼レンズからの映像は未来的なかっこいいものなのだ。

 最近凝っているのはこの魚眼レンズの映像を使って上下も含めた360度全方向パノラマを作ることである。以前はLivePix社のプラグインを使って一枚毎にライセンス料を払わないと作れなかったフルパノラマも、QuickTime5の登場により個人で気楽に作れるようになってきた。さらにお金をかけるのがいやな方はJavaを使ったフリーのツールまで作られている。これを使えば魚眼レンズで撮った画像さえあれば、後はすべて無料でほとんど全てのプラットホームで見ることの出来るフルパノラマ映像を作ることさえ出来るのだ。
これらのソフトは英語版しか無いが、詳しい使い方は以下に紹介するKenさんのページに詳しく解説されているので興味のある人はトライして見て欲しい。

なおフルパノラマのVRは僕のWebページにもいくつか登録しているほか、同好の人たちとWebLinkもやっているのでそのURLも下に紹介しておこう。

荻窪 圭のQTVR作成講座-理論から実践まで

荻窪 圭の記事のバックナンバー (QTVRに関する記事が多数あります)

PanoraToolに関するLink集 (優れたツールの多くが無料であるのに驚かされる)

パノラマ写真ウェブリング (僕も参加している主に360°VRムービーを中心としたリンク集)

Asian VR (kenさんによるアジア諸国のVRムービーやCubic VRの作成方法も掲載中)

HAL'S EYE TOP (2001年宇宙の旅とアポロ計画、ソビエトの宇宙開発に関するデーターベースは必見)


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